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「掲示板での相談、閲覧・有料メールカウンセリング」の過程では、自我の防衛反応による混乱(興奮)が現れます。精神分析的アプローチによる「自我構造(こころ)の揺れ」です。その点に同意の上入室してください。

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【25】おおかた読み込めてますよ。  kagewariこの掲示板の管理人です  - 2010/06/23 20:15 -

ちょっこっと注意するとするならば、レスが早すぎって事です。
精神分析は少々難解なぐらいがいいんです、
というかここは有料メールじゃないので、具体的事実関係を聞く事ができないので「両親の○○との関係に云々」などのように(或いはあ「両親の誰々には明快な強迫傾向がありそれを結果としてあなたに押し付けているかっこうの・・」など)、具体的に説明できないのです。
 ↓
しかし説明できない分、聞く方の精神的負担も公開掲示板であれば軽いので→軽い分「自分で考える余地が大きい」→難解で正解なんですよ。

ですから、嫌ってほどその解釈を考えていんです。
ある意味自省的に考えるテーマというか、考える方向性を提供するのが精神分析ですから。
(いわば思考の道案内みたいなものですので、精神分析=答えじゃ無いのです)
※言い換えると、公開掲示板の設立意匠は「過去ログ倉庫」であって、他の相談事例が閲覧できるところにあります。メンタルな問題は非常に類似するパターンが多く見られ(そりゃ同じ人間の考えることですから)、過去ログの閲覧は非常に効果的ですので(今回の返信で難解に感じた部分を読み解く鍵もあるでしょう)、是非読んでみてください。


■さて、個別の部分にコメント付けますが、

内面の私云々の理解に苦しんでいるようなので(更に難解になるかもしれませんが:前述のとおりそれでいいのです)、
ココ補足しましょう。

どれが本人なのか?
ここはいっちゃうと哲学論争になるので、もちょっとわかりやすく説明すると。
サッカーでも野球でもまー何でもいいですよ、
野球で言えば本来2番バッターであっても、ホームラン打つこともありますし(ゲーム内容によってはホームランを狙わないといけないケースもある)、サインが出ていないのに自分の判断で送りバントする事もあるでしょう、そこに”本来の選手”のような概念はありません。
しかし「ランナー一塁で強引に引っ張ってショートゴロゲッツー」これはおかしいんだと。
(※2番適正も現実との関係による相対的なものだったり、自らプレースタイルを選ぶもので、”なんとなく適応”するものでは無い)

サッカーでいえば本来センターバックのポジションで、高さをいかしたディフェンスが本業であっても相手チームの前線のプレスが強く結果として中盤にスペースが開けば、ディフェンスラインでパス回しするのはむしろリスクであって、センターバックがそのまま中盤まで持ち込む事はアリアリです。
当然セットプレーではフォワード以上にゴールゲッターであらねばならない場合もある。
しかし「相手チームが引いていて、自チームのサイドバックも上がり目なのに自分も攻撃参加する」これは違うんだと。
(※身長などの相対的現実や、自らポジションを選ぶなどって世界はあっても”なんとなく適応”するポジションは無い)

どれが自分でしょうかってね、
表現されて始めて自分です。
(何も自意識が関与しないのであれば、そこにいるのは唯々諾々と流れに合わせる群像が実存するだけでそこには個人の実存は無い)
少なくとも偏向や視野狭窄や倒錯や強迫などの関連で「意識していようが無意識だろうが”それは違う”」ってのが自分じゃ無いのだけは間違いない。
又社会心理として(共同幻想)社会適応している様子は政治的な社会システム上の論議で、これに参加する個人は(それが自分自身であるなどのフェーズと関係なく:それを交換するから報酬がある)どこが本来の自分であるとかさっぱり関係無い部分の話なワケです。
※共同幻想部分を極論すれば「食えればいい」のであって、社会的地位であるとかスキルってのが重要なのは国家の側なんですよ(システム設計として)、端的に言えば個人にとって(学歴もそうですが)自分の社会的属性が何であるかには全く意味は無いのです。

同時にご存知のとおりで現代社会の日本の場合、社会的にも個性化が(共同幻想の変革としても)求められているのであって、
明快な選択意思の無い社会適応それ自体が現代社会では”ネガティブ”です。


心理学的説明に及べば
「葛藤」「超自我と自意識」「無意識領域と反動形成」「強迫と抑圧」等々様々な現象がありますが、その時当事者の自我がどういう感情情報を獲得するにしろ『自我は前述のとおり流動性のある経済のようなもの』であって、
確かに完全雇用やパレート最適は好ましいが、
「どんな経済が本当?」のような論議はナンセンスなんですよ。
(設問がパラドックスになっているのわかりますよね?)
●「インフレやデフレがあるのが経済なんです」
で、論議として過剰なインフレや恒常的なデフレは”問題である”と、
少なくともこれを金融当局なり政治が放置すれば「それは正常ではない」みたいな。
解決の手法として、「何が硬直化して・・・・」
 ↑
なんとなく意味がわかりますよね?

自己愛的というか、占いでいい気分になるように「本当の私って」みたいな耽美性というのは、
それ自体がパラドックスでありレトリックなんですよ。

なんでしょうね”それ”は現実世界の中で”自らの実存を賭け”ガリガリと勝ち取るような実存のそれなんです。
(心理学的に言えば本音の継続というか、本音を担保するような意思決定や選択の過程が重要なので、結果(どんな人)は関係無い。それは各人の自由(プライバシー)領域で心理学は”人はこうあるべき”のような志向性をなんら持ちませんから。どんな人になりたいのか(あるいはどんな人なんだろうか)と聞かれれば「勝手に選べばよい」が心理学的答えです)


などなど説明しつつですね
>概念というか、今思い返してみれば、私は小さい頃から自分」を表現しようとする自分を徹底的に押さえ込んでしまうクセがあったように思います
>また、今も大分改善はされましたが、まだ頻繁に悩まされています
 ↑
今回の相談事例は『これが全て』ですよ。
やはり、本音を抑圧する仕組みがあるってことです。
経済にたとえれば、
「円安になったので、外需が伸びる筈なのに(その圧力はあるのに)、不思議と輸出を抑え込まれてちっとも外需依存GNPの数値が上昇しない」
経済障壁なり、硬直化の問題(抵抗勢力でああるとか)がありますねと、
こういう事です。
(※経済ですから上記ととえは逆さまでもよいの「円高になったので・・・」)
現実部分が「円高」で、これにどう「経済実態(本人)」が対応していくのかって話です。
(適応すべきは社会ではなく現実:共同幻想適応的表現に言い換えればと”適応すべき順番として社会より現実は上位概念である”)

言うなら自分等というものは自分で好き勝手に選ぶものです
>何したい?や何食べたい?どこ行きたい?という問いかけには全てお決まりのように何でもいい、と答え、
>「yuttieはケーキ好き?」なんて他愛の無い会話でもその様な質問が投げかけられた瞬間、自分はケーキが大好物のような気がすると同時にケーキが自分の大嫌いな食べ物であるような気もして
 ↑
これじゃそこにいるのはどこのどいつなのか誰にもわからない。
(自分もクソもステレオタイプに適応している”ある一般人”がシステム論的に観察されるだけで個体として認識できる対象者がいない)

CIAの特殊工作員でも無いのに周囲を煙に巻く態度を示すので
 ↓
>曖昧な返事しかできず、それを聞いた話し相手の困惑と苛立ちの表情を見て物凄く惨めな気持ちになったりしていました

意味も無いのに意図的な偽装工作で不審者のフリをするので(客観的第三者から見れば”あなたが意図的に曖昧な受け答えで嫌がらせをするタフネゴシーター”にしか見えない)、周囲は対処に困る(共同幻想論的にいえば破壊工作員と等価)ワケです。

話を単純化すればわかります。
>質問が投げかけられた瞬間、自分はケーキが大好物のような気がすると同時にケーキが自分の大嫌いな食べ物であるような気もして

選択ってものは”賭け”ですから。
いざ12番レース出走になって、賭けってものに挑むときに
「自分の勝ち負けばかり気にしてレースそっちのけで、どの馬が勝ちますかと質問を延々繰り返す人物」
自己愛的関心で視野狭窄となっている。
(現実を取り違えている:現実は12番レースであって「私は勝つでしょうかドラマ」では無い)

>「yuttieはケーキ好き?」
これはですね
『コイントスしますから、表ですか?裏ですか?』
同じことなんですよ。
(人生は賭けってそういう意味で、賭けの結果が自分であって、それは賭けに挑んだ自己責任を取るって意味であり、自己責任=著作権となりますから「○○を選ぶ自分が実存した」という結果を手に入れる事ができます。現象論としてその結果の是非はどうでもよくて、重要なのは『当事者の実存とその証明』なんですよ。その証明が著作物(自己責任で担保された賭けの結果)なんですよ。著作物の出来栄えがどうこうってのは個人のプライバシーであって”現実”や”実存”にとってはどうでもいいことなんです。←結果は個人的に重要な事=今日の晩飯がカップラーメンかステーキかって話であって→ステーキかカップラーメンの差異で自分が変わりますか?)

 ↑
とですね、本人まったくそんなつもりも無いのになんでまたこういう誤解が連鎖してしまうのでしょうか?

それが人間の自我の特徴で、
(読み解く鍵は認知される感情情報としての”快不快認知”と、生理的な意味の脳が感知する”快不快原則”が違うってところです。脳内の生理現象において快を判断する重要なフラグは(不快だろうとなんだろうと構わない→動物であれば特に定義しなくても主観的に快しか再現選択されない)『興奮』なんですよ)

ある情景を比較してみれば一発で理解できるでしょう。
>何したい?や何食べたい?どこ行きたい?という問いかけには全てお決まりのように何でもいい、と答え、
>「yuttieはケーキ好き?」なんて他愛の無い会話でもその様な質問が投げかけられた瞬間、自分はケーキが大好物のような気がすると同時にケーキが自分の大嫌いな食べ物であるような気もして
>曖昧な返事しかできず、それを聞いた話し相手の困惑と苛立ちの表情を見て物凄く惨めな気持ちになったりしていました
 ↑
全く同じ現象が広く一般的に誰にでも起きる場面があります。
そんなそっくりな風景、
考えてみてください。
どんなケースでしょうか?

「恋愛的関心のある人物を相手に(お互いの意思は不明瞭な時期)、食事に誘われて問いかけられた時」
私は顔を真っ赤にして、ドギマギとわけのわからない対応しかできなかった。

■上記の心象風景とそっくりだと思いませんか?

『自己愛的関心』とはそういう意味です。
じゃーいったい、自分は何を勘違いして、何に(自己愛的)興奮していたのか?


幼児期は大人的な情愛的快不快は(潜伏期なので)、大人の性欲のようなあけすけなものはありませんが、
幼児期の性愛的満足なり快感などの対象者は誰ですか?
(説明しなくてもわかりますね)

「親の顔色ばかり気にしてビクビクしている自分」
(時制から言えば10年ほど昔で既に脳内フォルダ内でも”過去”に格納処理されている筈の”幼児の自分”が、バリバリ現役なまま自意識より上位者のような振る舞いをしている。SF小説のように幼児の自分が脳内の小人みたいに存在するワケじゃありませんから、そういう概念が自我ロジカルに今でも関係性を残している:フラグによって反応するモジュールとして現役であるってことです=哲学的に言えば”ドグマ”)

突っ込んだ話になれば(公開掲示板上では限界あるので具体的には言えませんが)「母親主犯論」なり「父親主犯論」なり「嫁(母)姑共同謀議」なりまー様々な背景の中、
 ↓
『幼児期からそこに”私”は実存しておらず、そこにいるのは”子役偽装のうまい誰か”が似非的家族社会適応しているだけだった』
歴史的にはそういう事です。

そして
 ↓
>勉強が今ほど必死になるほど人生に重要なものではないこともなんとなく分かりますし
>受験勉強に関しては、違和感や矛盾はあまり感じないかなと思います

やってる事は今も同じだと。
(「違和感や矛盾はあまり感じないかなと思います」っても、何が言いたいのかさっぱり内容無い言葉ですよね:そこには誰もいない(賭けの姿や過程が見えない))
言うならば一般社会相手に子役(どうやっても幼児特有のデフォルメ(幼児性主人公気取り的偏向)が関与する)をやろうとしているんですよ。
(赤の他人を勝手に家人にみたてて、よき子役であるべきように自己愛的に興奮しているような状態)
 ↑
気がついてみれば、まったくもってそんなつもりも無いのであって、
そうなってしまっているとしたら「どえらい誤解しているぞ俺」と気がつきますよね。
「こりゃおかしい、ナイナイナイ、ナイってば」と、

※話がややこやしくなるので「そんなこといっても一般社会の学生は、それほど考えることなく受験勉強もしているしそんなことを・・・」云々の反論はNGです。ってか禁止(それはじめるととんでもないルール違反の話になりますから)、そんな事言い出して得するのは強迫的構造だけで、論議としてド・ナンセンス中のナンセンスになります。
(自分の中でもそういう小賢しい反論ある時には厳罰処すぐらいの勢いで、鼻っ柱へし折ってください)


■実は答えってのは簡単なものである。
 ↓
『コイントスしますから、表ですか?裏ですか?』
同じことなんですよ。

『ぼんやり(半分意識は休止状態で)帰宅コースを歩く』のと、
『気ままな散歩』には何の違いがあるのか?
後者には(右か左か・南か北か・喫茶か蕎麦かなどなど)「やまほど賭けの要素を織り込める」んです。
実存感が高いから幸福の実感もある。
(ある意味単独者はこの賭けの機会を自由自在に発生可能である)

なかなか意図的に「コイントス」を発生させられない共同幻想適応タイプの人が何故「買い物好きなのか」、
考えなくてもわかりますよね。
(この辺深く考えると鬱症状としての万引き依存や買物依存の発生理由もわかる筈です。:自己愛的賭け→無意識なその答えが万引きや買物依存である)


「馬鹿いってんじゃねーよ、ビビってなんかネーよ。裏だ!裏、決めた。裏で勝負」
こういう過程(或いはルート)を意識決定の流れの中にバシッと走らせるって事です。
現状だと意欲的に(少々ワザとらしくても)”賭け”とか”配球読み”とか、
「確信犯的な自分の犯行手口」みたいなものを考えてみてください。
その犯行手口が自分の”二の名”あるいは”クリスチャンネーム”みたいなものになります。
 ↓
「金庫破りの松」
「スリのハチベイです」
「壺振りのお竜と申します」
「ハッカーのkwskっていいます」
「パンクのjayです」

名乗って初めて誰なんかわりますよね?
(その”誰なんだ”が自分)

これを叙情的というか哲学的に考える手もある
「木枯らし門次郎と申します」
「風天の寅と申します」
 ↓
>受験勉強に関しては、違和感や矛盾はあまり感じないかなと思います
 ↑
わかりますよね、これじゃ目も当てられない。。
(wikiで「諱(いみな)」って調べて読んでみてください:「字(あざな)」ってのは自分で勝手に名乗るものなんですよ→そっちこそ現世利益的世界の自分である:現代社会で言えば主語がHNの時の自分こそ自分である)


大人になるってのはそういう事です。
そこに突っ込んで言えば答えは見つかる筈です。
(そん時邪魔する奴がいれば、そいつが”抵抗勢力”である。当面”敵”だと認定して戦略なり戦術なり狡賢く立ち回りサバイバルする事に集中してください。取り込まれて放心状態なままなら強迫意識は温存されるだけです。)

引用なし

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【22】もう辛くないのに不安 yuttie 2010/06/18 21:39
【23】所謂急性の強迫傾向にあったと考えるのが筋論でしょう kagewariこの掲示板の管理人です 2010/06/19 17:59
【24】Re:所謂急性の強迫傾向にあったと考えるのが筋論でしょう yuttie 2010/06/21 07:10
【25】おおかた読み込めてますよ。 kagewariこの掲示板の管理人です 2010/06/23 20:15
【26】Re:おおかた読み込めてますよ。 yuttie 2010/06/27 16:01
【27】補足しておきましょう kagewariこの掲示板の管理人です 2010/06/28 21:49
【51】Re:補足しておきましょう yuttie 2011/01/17 14:42
【52】そーですねぇ kagewariこの掲示板の管理人です 2011/01/18 16:17
【55】Re:そーですねぇ yuttie 2011/02/24 14:31
【56】各論でいきましょう kagewariこの掲示板の管理人です 2011/02/25 19:34
【65】Re:各論でいきましょう yuttie 2011/05/22 00:10
【66】いくつかの各論と推定 kagewariこの掲示板の管理人です 2011/05/22 23:16
【67】Re:いくつかの各論と推定 yuttie 2011/06/29 19:40
【68】そのまま読んでみましょう kagewariこの掲示板の管理人です 2011/07/01 22:37
【77】Re:そのまま読んでみましょう yuttie 2012/01/15 00:06
【78】今回は端的にポイントが現れてます kagewariこの掲示板の管理人です 2012/01/17 00:34

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